東京の「世界自然遺産」へ。
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| ◆おがさわら丸 (往路) | ■父島二見港 | ◆おがさわら丸 (復路) |
◆おがさわら丸 (往路)： ［東京港竹芝桟橋→父島二見港］ （2012/12）沖縄航路とならんで、あこがれの小笠原航路。航空路はなく、25時間かけないと行けない東京の秘境。
12月に入ってはや厳寒になった関東と、まだ半袖でいい小笠原との寒暖差は、同じ東京とは思えなかった。
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| ▲東海汽船も使用する竹芝桟橋で、出港を待つ「おがさわら丸」。 | ▲東海汽船とは別に、小笠原専用の窓口が開いていた。 |
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| ▲この閑散期でも、竹芝客船ターミナルはにぎわう。 | ▲今回はおが丸パックを利用し、行きは２等、帰りは特２等にした。 |
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| ▲30分前の9:30、乗船開始。わくわく感は、海外旅行なみ？？ | ▲船がフェリーではなく貨客船なのは、東海汽船と同じ。 |
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| ▲小笠原への輸送手段は、普通は貨客船「おがさわら丸」と、貨物船「第二十八共勝丸」しかなく、何でも積み込まれる。 | |
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| ▲ボーディングブリッジが、船から離れた。 | ▲あとは、出港合図を待つのみ。 |
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| ▲船首には、三菱重工業の製造銘板が。 | ▲長距離航路らしく、黄色いハンカチ?で手を振ってくれていた。 |
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| ▲10:00少し前、乗客314名 にて竹芝桟橋出港。ピーク時は900名近く乗るみたいだから、閑散期の良さを味わおう。 | |
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| ▲おが丸の着発が見られる、臨海地区のマンション。 | ▲晴海埠頭に停泊する、学術研究船「白鳳丸」。 |
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| ▲船体反転を終えると、すぐレインボーブリッジをくぐる。 | ▲大井基地から出庫する新幹線が、東京湾から見える。 |
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| ▲大井埠頭に泊まる、コンテナ船。ブリッジは８階建て相当か。 | ▲羽田空港新Ｃ滑走路の東側に、さしかかった。 |
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| ▲今航海では、トラックも積み込まれている。 | ▲東京湾アクアラインの換気島、「風の塔」。 |
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| ▲羽田Ｄ滑走路沖合をまわる。飛行機の離着陸は、本当に多い。このあと、東京湾を出ると船は揺れ、翌朝までずっと横になっていた。 | |
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| ▲船内の航路案内。硫黄島まで行ってみたいね。 | ▲冬至も近く、夜は長い。 |
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| ▲菓子・タバコ・お酒・グッズなどを取りそろえる、Ｃデッキ売店。 | ▲小笠原本も充実。ペーパークラフトは、船内暇つぶし用？ |
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| ▲自席は、２等Ｃデッキだった。今日はＥデッキは未使用のよう。 | ▲往路サービスとして、ロビーには新聞も置いてあった。 |
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| ▲あまり利用されていなかったような、ビデオルーム。 | ▲淵野辺高等学校小笠原修学旅行記念の、圧巻の顔写真集。 |
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| ▲朝起きたら、いや〜いい天気。夜は揺れてゴロゴロ状態だったのでなかなか寝付けず、朝９時の起床になってしまった。 | |
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| ▲やはり南に向かう貨物船がいる、どこまで行くんだろう。 | ▲東海汽船と似た色使いのファンネル。 |
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| ▲レストランに行ったら、荒天明けだからか、ガラガラ。 | ▲昨日は結局、昼食・夕食とも見送ったので、朝は食べようかと。 |
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| ▲昨夜の荒天で、遅れて航行中とのこと。 | ▲11:30頃、いよいよ父島列島の北端が見えてきた。 |
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| ▲あまりの暖かさに、厳寒装備から秋服に脱いでしまった。おが丸は、船首側もデッキを歩いて回れるのが珍しい。 | |
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| ▲人工物は見られない、兄島沖合を南下する。 | ▲みんなデッキに出てきて、薄着を満喫しているよう。 |
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| ▲12時、父島の二見湾に入っていく。 | ▲なんだろう、ブイみたいなものが浮いている。 |
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| ▲とうとう小笠原に来たんだ。まだまだ緑鮮やかに見える。 | ▲「ははじま丸」が、遅い到着を待っていた。 |
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| ▲東京から約1000km、竹芝桟橋から26時間以上かかって、いま父島訪問がかなう。 | |
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| ▲みんなが、一週間ぶりのおが丸を待っていた。 | ▲ロープが投げられた。 |
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| ▲もぬけの殻になった、二等船室。まる一日ありがとう。 | ▲宿の人たちが、迎えに来ている。さぁ、これからは天国の日々。 |
△カメラ Canon PowerShot SX10
△紀行日 2012/12/03(月)〜03(火) △upload 2013/03/03
△関連サイト 小笠原海運
■父島二見港： “おが丸”と“はは丸”の接続港（2012/12）小笠原は、「おがさわら丸」と「ははじま丸」を中心に動いている、といっても言い過ぎではない。
日本復帰から40年、よくここまで整備したものだと思う。
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| ▲「おがさわら丸」入港後の二見港は、忙しくなる。 | ▲人を乗せて、車も下りてくる。 |
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| ▲二見港玄関には、クジラのモニュメントが。 | ▲さすが東京都、人口約2500人でも小笠原村の港は、立派だった。 |
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| ▲数日に一度の入出港だが、大人数が収容できる客船待合所。 | ▲歴代客船が並ぶ。そろそろ次世代船の検討時期になるようだ。 |
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| ▲繁忙期の大行列が想像される。 | ▲いつの日か乗ってみたい、もうひとつの父島航路「共勝丸」。 |
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| ▲「ははじま丸」乗り場は、お隣へ。 | ▲こぢんまりとしているが、はは丸専用。 |
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| ▲普段より30分遅れて、13:00「ははじま丸」出港。 | ▲ホエールライナーという別名が付いていた。 |
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| ▲はは丸が二見湾を出て行くと、おが丸だけが残った。 | |
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| ▲「青灯台」からの、おが丸。 | ▲対岸からのおが丸。集落より船の方が、目立つ？？ |
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| ▲船員さんだけが眠りにつく、今晩のおが丸。 | ▲本土よりはるか離れた地での夕暮れは、少し心細い。。 |
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| ▲入港翌晩だけに、港はすっかり静かになっていた。 | ▲二見港で夜釣り。背後の工事船には、クリスマスイルミが。 |
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| ▲二見港が夜を迎える。今晩はここで滞泊だろうか、はは丸の船員氏が帰ってきた。 | |
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| ▲港の裏手を登った、大神山公園からの、はは丸。 | ▲三日月山への村道からは、大村集落とおが丸が一望できる。 |
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| ▲10:40、ブーンという騒音とともに自衛隊の飛行艇が着水した。 | ▲大村集落と飛行艇。初めて飛行艇を見たので、新鮮な光景だ。 |
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| ▲海上自衛隊父島基地分遣隊に上陸した、「US-1A」。 | ▲11:20、この日は羽田へ２名の患者搬送を行ったらしい。 |
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| ▲２日間の休息が終わり、午後の出港を待つ、おが丸。 | |
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| ▲おが丸出航日の12:40、母島からはは丸が入港した。 | ▲やはり、おが丸へ乗り継ぐ客が、多いようだ。 |
△カメラ Canon PowerShot SX10、Canon EOS 6D
△紀行日 2012/12/03(火),04(水),06(金) △upload 2013/03/03
△関連サイト 小笠原村 小笠原村観光協会 小笠原海上保安署
◆おがさわら丸 (復路)： ［父島二見港→東京港竹芝桟橋］ （2012/12）小笠原へは、往復51時間も、おがさわら丸で過ごす。
そんな中で、最大のクライマックスは、父島を出るとき。
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| ▲昼過ぎのターミナルは、お別れのにぎわい。 | ▲立派な地紋入りの、搭乗券だった。 |
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| ▲自衛隊だろうか、船の前でお別れあいさつをしていた。 | ▲船でしか行けない遠い島だからこそ、魅力があると思う。。 |
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| ▲国内旅行者でも、すっかりカートバックが増えた感じ。 | ▲14:00、二見港出港。小さな島ほど、大勢見送りに来てくれる。 |
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| ▲そして旅人へ最後のプレゼント、ボートが見送りに追いかけてきた。 | |
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| ▲自衛隊サイトからは、放水のお見送り。 | ▲二見湾を後にする。 |
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| ▲海上保安庁「さざんくろす」も、お別れ出動してきた。 | ▲これでも少なめだそうだが、みんな別れを惜しんでくれている。 |
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| ▲おが丸からも、デッキに総出で別れを惜しむ。 | ▲三日月山沖。ボートが一隻ずつ前に出てきて、お別れする。 |
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| ▲最後には飛び込んで、一斉にお別れ。ウエットスーツならまだしも、水着の人もいた。おが丸からは拍手喝采、ありがとう〜〜！ | |
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| ▲ボートは止まり、海の中からまた来てね〜〜。 | ▲そして、デッキは静かになった。父島列島を後にする。 |
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| ▲クジラが現れないかずっとデッキにいたが、なかなか。 | ▲やはり小笠原は、船で行ってこそ価値がある。。 |
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| ▲しばらくは、無人の聟島列島を見ながら北上する。 | ▲二段ベッドの特２等室。今晩は、上段の人は見かけなかった。 |
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| ▲Ａデッキのスナックは、眺めも良く。 | ▲日没を見ながら、終わろうとしている小笠原紀行に乾杯。 |
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| ▲小笠原の12月晴天率は、思ったほど高くないようで、関東地方みたいになかなか快晴にはならなかった。 | |
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| ▲Ｃデッキのレストランメニューは、なかなか豊富。 | ▲夕食は、どんな時でも食欲が出てくる、カレーにした。 |
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| ▲翌朝、帰京の日。朝は抜いて、昼食をレストランでとった。 | ▲島塩を使っているという、「島塩ラーメン」。 |
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| ▲浦賀水道航路と中ノ瀬航路では、速度を落としていた。 | ▲今日の関東は、強い北風。もう昨日の小笠原が、信じられない。 |
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| ▲横浜港沖をゆく。 | ▲この組み合わせ旗の、意味は何でしょう。 |
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| ▲東京港に入ると、風はいくらか収まった。小笠原航路のクライマックスは、レインボーブリッジ。 | |
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| ▲スカイツリーが見えると、定刻の15:30、竹芝桟橋に到着した。 | ▲小笠原から25時間半、お疲れさまでした。 |
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| ▲帰航から30分もしないうちに、再び離岸していった。 | ▲近くの芝浦ふ頭に移動して、貨物荷役を行うようだ。 |
△カメラ Canon PowerShot SX10、Canon EOS 6D
△紀行日 2012/12/07(金)〜08(土) △upload 2013/03/03
△関連サイト 小笠原海運
※2016/11/26追記： 二代目おがさわら丸は2016年6月で引退し、7月2日東京発からは三代目が就航した。果たして再度小笠原まで行くことは出来るだろうか…。