航路紀行　鹿児島商船

九州最高峰の島へ。
━━ 鹿児島市〜屋久島町 ━━

　 ◆トッピー２：　 ［鹿児島→宮之浦］　（2011/08）

念願の屋久島訪問がかなった。
フェリーでゆったりと訪問したかったが、何せ遠い島、まずはジェットフォイルでかっ飛んだ。

▲天文館バス停から徒歩５分。トカラ列島行きの十島村フェリー乗り場の隣り、鹿児島港のトッピー乗り場は混み合っていた。	▲こちらに着岸していたトッピー３が、乗り場に回航された。ジェットフォイルの乗船は２回目、力強いジェット音がたのもしい。
▲入港してくるのは、屋久島10:00発 種子島経由 12:40着の82便だろうか。１面２船の乗り場に空きがないので、しばらく待機。	▲86便 屋久島行きは、トッピー２だった。13:00発に種子島行き、13:10発は屋久島行きと続発する。
▲トッピー２の２階に乗り込む。ほぼ満員の船内。ジュース自販機くらいはあるが、シートベルトも必要なので、１時間45分座りっぱなし。	▲鹿児島から１時間45分。14:55、さぁ、いよいよ屋久島へ到着。おやおや、国内旅行でもカートがはやっているようで。
▲鹿児島は雨がぱらついていたが、高い山と青空まぶしい屋久島へ。長年の夢だった訪島がかなっただけに、感激もひとしお。反対側に停まっていたのは、競合 コスモライン の「ロケット」。
▲トッピー２は、1992年竣工、定員260名。	▲高速航行中に、このデッキに立ってみたいもの。

△カメラ　Canon PowerShot SX10
△紀行日　2011/08/21(日)　△upload　2011/11/27
△関連サイト　高速船トッピー　KAWASAKI JETFOIL

　 ■安房港：　 ［鹿児島県熊毛郡屋久島町安房］　（2011/08）

安房川が流れ出る屋久杉への玄関口。
ジェットフォイルが２便発着する。

▲「屋久杉自然館」から安房に下りてくる途中から、安房港を見下ろす。遠くの島影は、種子島。
▲安房港ターミナル。昔は「浦浜」と呼ばれ、800mも続いた松の砂浜だったとか。今は宮之浦港と同規模の港が広がる。	▲トッピーとは、名物飛び魚の鹿児島方言らしい。「種子島屋久島 鹿児島商船航路 飛び魚」マーク。
▲トッピー５往復のうち、安房行は鹿児島10:20発と最終便15:50発。安房発は初便7:00発と13:20発。最終便−初便は安房滞泊か。	▲ジェットフォイルは浮き岸壁から発着。18:20到着の88便を待つ人たちが、ターミナル前に集まってきている。
▲世界自然遺産エリアは山中がメイン。ふもとの港と灯台の造りは、日本の標準タイプと何ら変わることはない。	▲安房漁港から、屋久島と対照的な種子島をみていると、北の島々 高峻な利尻島と平坦な礼文島を連想させる。
▲安房大橋を渡ってみると、この島の大きさにしては大河が流れ出てくることに、驚いた。豊かな山のおかげだろう。	▲島に移るなら安心かと思っていたら、確かに屋久杉で爆音が聞こえてきたら、世界遺産のイメージは失墜だ。
▲飛び魚漁船たち、だろうか。	▲安房集落から安房港にかけて。
▲島唯一の、ファーストフード モスバーガー屋久島安房店 。旅先では地元の名物を探したい一方で、全国チェーン店も懐かしくなる。	▲港から見上げるだけでも、奥が深そうな山々。

△カメラ　Canon PowerShot SX10
△紀行日　2011/08/21(日)・22(月)　△upload　2011/11/27
△関連サイト　屋久島町　　かごしま港めぐり（安房港）

　 ■宮之浦港：　 ［鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦］　（2011/08）

屋久島 海の玄関口。旧上屋久町の中心市街地、白谷雲水峡などへの観光拠点。
本土へのジェットフォイル２社とフェリー、口之永良部島への町営フェリーが発着する。

▲宮之浦港に降り立ち、高い山々に感嘆してしまった。	▲港近くに、「屋久島電工」がある。屋久島の電気は、この会社の安房発電所などより供給されている珍しい形態をとっているらしい。
▲ジェットフォイル導入以前はメインだったと思われる、昭和風の宮之浦港待合所。現在は、太陽 と はいびすかす 等が使用している。	▲隣の屋久島町口之永良部島までは、フェリー太陽で１時間半。
▲フェリー太陽は、口之永良部島と種子島とを、毎日各１往復する。以前運行していた折田汽船が撤退のため、町営になったとのこと。	▲往復だけでも半日かかるので、今回は日程に合わなかった。
▲鮮やかな、太陽色のコンテナ。	▲コンテナ色とりどり、宮之浦港。
▲白谷雲水峡への途中から、屋久島の玄関口、宮之浦港を望む。

△カメラ　Canon PowerShot SX10
△紀行日　2011/08/23(火)　△upload　2011/11/27
△関連サイト　屋久島町　　かごしま港めぐり（宮之浦港）